【スペイン・バルセロナ】サンタ・カテリーナ市場とラ・ボケリア/ サン・ジョセップ市場で食べ歩きしてみた

スペイン・バルセロナで開催されたコーヒーイベント「BCN COFFEE AWARDS 2024」に参戦してきた

スペインというと、フランスやイタリアのように食のイメージが強い。

特に普段ドイツに住んでいる身としてはこれらの国に行くとなるとまず美味しいものが食べられるということにテンションが上がる。

というわけで今回は二つのマーケットを訪れた。

まずやってきたのはMercat de Santa Caterina(サンタ・カテリーナ市場)。

この写真だとちょっと分かりづらいが天井は綺麗な曲線を描いていて、外観の屋根も同じようになっている。

手掛けたのはエンリック・ミラージェスというスペインのカタルーニャを代表する建築家の一人。

この市場は45歳という若さで世を去ったエンリック・ミラージェスの遺作としても知られている。

サンタカテリナ市場はどちらかというと本来の意味での市場として機能しているようで、食材を扱っているようなお店が多く、ローカルの人たちが利用するための市場といった印象を受けた。

実際に食事ができる小さなお店もあったがあいにく訪れたタイミングが遅かったせいもあってかすでに片付けが始まってしまっていたのでとりあえず市場を後にする。

次に訪れたのはMercat de la Boqueria(ラ・ボケリア市場)。

Mercat de Sant Josep(サン・ジョセップ市場)が正式名称だが、「胃袋」を意味するラ・ボケリアの方で親しまれているよう。

こちらは完全に観光客向けの市場といった様子で食べ歩きできるサイズの食べ物を扱うお店が所狭しと並んでいてたくさんの人たちで賑わっている。

観光で来るならおそらくこちらの方が楽しめるだろう。

試しにシーフードのフライの盛り合わせを買ってみた。

少し時間が経っているようだがそれなりに美味しかった。

大きなポーションで普段こんなに多くの揚げ物を一気に食べることもなかなかないのでこれ一つでお腹が満たされてしまった。

かなり気に入ったので翌日も再訪。

ついに、念願のパエリア。

正直言うと本当はレストランで本場のパエリアをしっかりと堪能したかったところ。

しかし今回は一人旅である。

レストランのパエリアはどこも二人前から注文できるような大きいものばかりでとても一人では食べきれないので諦めることにした。

幸い市場には一人前からパエリアを食べられるお店がいくつかある。

とにもかくにもこのパエリア、非常に美味しかった。

左右違う二種類のパエリアに小さなトルティージャ(スパニッシュオムレツ)が乗っかっている。

味はかなり濃いめで食べ応えもあり大満足。

もう少し歩き回る。

せっかくなのでオイスターもいただく。

他にもイベリコ豚生ハムを食べてみたり。

生ハムが美味しいのはもちろんのこと、このチーズもうまかった。

バルセロナに来るなら間違いなくおすすめ。

どちらの市場も街の中心に位置するのでアクセスしやすい。

あくまで勝手なイメージだがバルセロナの市場で食べ物を満喫するのもスペイン旅の醍醐味な気がする。