Audibleの朗読で19世紀末英国ロンドンの世界へ【英語でシャーロックホームズ】

ベルリンにある老舗映画館「バビロン」で不朽の名作『Koyaanisqatsi(コヤニスカッツィ/平衡を失った世界)』を鑑賞する

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

ここドイツでは、メルケル首相から「再びロックダウンを実施する」という発表がありました。

飲食店はもちろんのこと、劇場なども営業を禁じるということでかなり厳しい状況になってまいりました。

期間は一ヶ月間とのことですが、今後どうなっていくんでしょうか。(イギリスでロックダウンを経験したけど、ドイツでも経験することになるとは…)

さて、そんな今日この頃ですがつい先日久しぶりに映画館に行って映画を観てきました。

フラットメイトがかなりの映画好きなんですよ。

音楽の趣味も被ってる部分が多いのでけっこう話が合うんですが、そのフラットメイトから歴史的な名画を上映している映画館があってそこで今夜『コヤニスカッツィ』が上映されるよ〜という情報を聞きまして。(この映画については後ほど紹介します)

そんなこんなでフラットメイトと共に観に行くことに。

辺りはもう薄暗いなか、電車に乗り込み映画館を目指します。

よくよく考えたら夜にベルリンの中心地の方に繰り出すのはほぼ初めてに近いかも。かなり新鮮。

映画館のあるAlexanderplatzへ。

カルトフィルムを観にいくということで、道中はDavid Lynch(デヴィッドリンチ)の話をしたり、映画『ピンクフラミンゴ』の話をしたり。

着きました。

こちらがその映画館。その名も『Babylon(バビロン)』。

ドイツにはこういったインディー系の映画館が多いらしい。

最新の映画を観るのもいいですけど(『TENET / テネット』観たい)、昔の映画を大画面で鑑賞できるのも映画館ならではの醍醐味ですよね。

入り口には大量の『コヤニスカッツィ』のポスターが。

自由に持ち帰れるみたい。(部屋に飾りました。めちゃいかつい)

建物の中はそこに歴史あり、という感じ。少し古びていますが味があります。

赤と黄色を基調とした内装。

かなり好きな雰囲気かも。

購入はフラットメイトに託しました。(無力)

こちらがチケット。

ドイツ語まじでかっこいい。(早く話せるようになりたい)

席は空席が多く、ゆったりと観ることができました。

ところで、今回観た映画『Koyaanisqatsi(コヤニスカッツィ)』なんですが。

1982年製作のドキュメンタリー映画。監督はGodfrey Reggio(ゴッドフリーレジオ)。

こちらは三部作のうちの第一作目なんですが、トレーラーをご覧になれば分かるようにナレーション等は一切ございません。

着席して待っていると、眼下に広がるのは映像と音楽のみの世界。

そしてタイトルともなっているKoyaanisqatsi。これについてはポスターに書かれている文言を引用して紹介します。

Ko.yaa.nis.qatsi(from the Hopi language)

1. Crazy life.

2. Life in turmoil.

3. Life disintegrating.

4. Life out of balance.

5. A state of life that calls for another way of living.

Hopiというのはネイティブアメリカン、ホピ族のこと。

Koyaanisqatsiというのは彼らの言葉です。

いろいろと書かれていますが、ようするに “平衡を失った世界” ということです。

具体的な撮影手法なんかについてはWikipediaにまとめられているのでそちらが参考になるかも。

参考 コヤニスカッツィウィキペディア

映像ももちろんすごいんですが、この映画はPhilip Glass(フィリップグラス)手がける音楽も最高なんですよね。

このサウンドトラックはApple Musicでも聴くことができます。

『Koyaanisqatsi』から始まり『Vessels』、『Cloudscape』、『pruit Igoe』、『The Grid』、そして最後に『Prophecies』と全6曲あるんですが、もうどれも素晴らしいの一言。

映像と共に強く印象を与えるのは『The Grid』ですかね。

この曲を聴きながらあの大画面で、人々の群れが高速で行き交う映像をあれだけ長時間観させられたら本当にトリップしそうになります。

(あと余談で、改めて『Prophecies』を聴いた時にハンスジマーが音楽を手がけた『インターステラー』で似たようなのがあったな〜と思ったんですが、Youtubeのコメントで全く同じことを思っている人がいて少し安堵。自分だけじゃなかった)

この映画を観ると、普段普通に生活している(けど普通じゃない)自分たちの姿を目の当たりにし、いろいろと考えさせられます。

少し古い映画ですが、こんなご時世の今こそ観るべき映画なのかも。

ということで、『Koyaanisqatsi(コヤニスカッツィ/平衡を失った世界)』は後世に語り継がれていくであろう名画なので是非機会のある方はご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。