Audibleの朗読で19世紀末英国ロンドンの世界へ【英語でシャーロックホームズ】

「私は何年現地に住んでいるけどそんな英語表現は聞いたことがない」なんて言わないほうがいいかも

ユーチューブやツイッターなどで英語圏で使われているネイティブ特有の表現なんかを紹介されている方がいらっしゃいますね。

で、これに対してたまにコメントやリプライで「私は何年、何十年現地で生活していますが、そういった表現は聞いたことがありません」みたいなのって見かけたりしませんか?

中にはここから議論が白熱して壮絶なやりとりになったり。

今回はこれについて個人的に思うことをまとめます。

どちらが正しいのか

早速本題に入りますが、こういった事態が起こる要因として三つのことが考えられるのかなと。

まず初めに言えるのは、確かに可能性として「本当に使われない」場合もあるかも。(そもそもその表現自体が間違っている、というのは論外なのでここでは除きます)

特に流行り言葉や若者言葉の場合であれば、移り変わりが激しいので。

例えでいうなら、数年前にYOLO(You Only Live Once)とか流行りましたね。意味としては、一度きりの人生(だから思いっきり楽しもう)、みたいな。

ただ今使ってたらちょっと違和感あるかも、というかおそらく死語なのでもうダサいですね。(当時からそう思ってたけど)

地域差によるもの

そして二つめ、それは「地域差によるもの」。これが最も可能性大。

英語は非常に広い範囲で話されているので、地域によって大きく異なります。

さらにアメリカは人種の坩堝(特に首都圏)なので人によっても話し方が違うし、イギリスでは階級によっても話し方が違います。

つまり地域性のみならず、さらには年齢や世代、社会的地位によっても耳にする表現が変わってきます。

なので、実際に使われているかどうかが問われているその「英語表現」はある特定の地域のある環境に依存している個人では判断がつかない場合が多いにあるということです。

その表現を聞いたことがないのは「あなた」だから

そしてラスト、三つめ。

これが一番恐ろしいというか、こわい理由なんですが。

その原因は「あなた」にあるかもしれない、というもの。

どういうことか、説明します。

以前にこんな記事を書きました。

住む国が変わればそれに応じて言葉選びや表現の仕方など英語の話し方も変化するという話

内容としては「話す相手によっては相手のレベルに合わせて簡単でわかりやすい表現にしたりなど、話し方は変わるよね」っていうものなんですが。

まさにこれが当てはまっている可能性があります。

つまり相手があなたの英語力に合わせているため、(小難しいネイティブ表現は使わないようにして)簡単な表現を使っているかもしれないということです。

しかし「そもそもの話、なんでお前はネイティブでもないのにそんなことが言えるのか」って思われますよね。

それは逆の立場で、日本語ネイティブとして日本で経験したからです。

まだあまり日本語が上手ではない相手に対して、小難しい表現やスラングみたいな砕けた表現は使わないと思います。(相手との距離感や関係値にもよるけど)

むしろなるべく相手に伝わりやすいであろう表現であったり、正しい日本語を使おうと心がけますよね。

そういった場合、相手はネイティブ同士で使われるような特有の表現を耳にすることはあまりありません。

よってその人からしたら、「そんな表現使われてないよ」となってしまうわけです。

最後に

というわけでようするに何が言いたかったかというと、へたに「そんな表現聞いたことない」なんて発言をしてしまうのはあなたにとってマイナスでしかないのかなと。

まぁ別の原因を先に挙げた通り、一概にそうとも言いきれませんが。

そもそもその英語表現がどういった類いのものになるのかにもよりますが、一般的な表現であったら地域差によるもの、もしくは後者に挙げた理由が可能性として高いかと思われます。

今回紹介するのはイギリスのテクノ、エレクトロロックバンド、The Prodigy(プロディジー)の名盤『The Fat of the Land(ザ・ファット・オブ・ザ・ランド)』から『Climbatize』。