ドイツに住んでいる人たちは本当にパンが好きなようで、休日の朝早くからオープン前のベーカリーの前には行列ができていたりします。
「Abendbrot」なんていう言葉があるくらい。(Abendは「夜」、Brotは「パン」)
要するに「夜ご飯」的な意味なんですが、文字通り夜もパンを食べるって方多いんですね。(日本の米みたいなノリで主食なわけだから当たり前かもしれないけれど)
そんなわけでここベルリンでもたくさんの美味しいベーカリーがあるのでご紹介。
今回ご紹介するのはZeit für Brot(ツァイトフューブロート)というベーカリー、カフェ。英語でいうと “Time for bread”。
ちなみに、Brot(ブロート)はブロートというよりもブォット、ボォットって感じ。
ただ、ブロートと書くのが一般的なようなのでそれに準じることにします。
Zeit für Brotはベルリン、ハンブルク、そしてミュンヘンに店を展開しています。
ベルリンだとシャルロッテンブルクに二店舗、ミッテに二店舗、そしてブレンツラウアーベルクに一店舗の計五店舗。
結構有名なベーカリーでドイツ在住の方なら皆ご存知なのではないかなと。
今回はミッテにある店舗を訪れました。
やってきたのはUバーン、Weinmeisterstraße(ヴァインマイスターシュトラーセ)。
ここで有名なのがSchneckenというシナモンロール。
ちなみに、Schnecken(シュネッケン)はカタツムリの意。
ベストベーカリー的なものにも選ばれているみたい。
目玉商品であるシナモンロールにはたくさんの種類が。
プレーン以外にも、チョコレートやホワイトチョコレートラズベリー、ウォルナットメープルシロップなどなど。
テイクアウェイして近くの公園で開封の儀。
いろいろ悩んだ末選んだのはプレーンとチョコレート。
生地はもちもちでふわっふわ。
見た目のわりに程よい甘さで余裕で食べれちゃいます。
美味しかった。
普段カフェには行くものの、その目的はコーヒーがメインでありそこにこだわっている店に行くことが多いので、こういったベーカリーカフェ的なところに行くこと自体が新鮮な体験でした。
フードに注目してカフェを探すとこれまでには気づけなかった現地のカフェ事情が垣間見れそうで、ベルリン生活がより一層楽しくなりそうな予感がします。