アラサー、独語を学ぶ【ドイツ語を勉強し始めたきっかけ】

はい、というわけでドイツ語の勉強を始めました。

完全なる初心者でこれまで一切ドイツ語に触れたことはありません。渡独前に知っていたのはグーテンタークとダンケのみ。

ちなみに「ベルリンを生活の拠点としよう(というよりも、「ヨーロッパに残るとしたらベルリンになるかも」)」というのは渡英前から思っていました。

YMSから他のビザに切り替えてそのまま残るっていうのはかなり難しいので。(知人に数名いるけど)

ただイギリス滞在中も特にドイツ語の勉強はしてこなかったです。これには二つ理由があって。

まず一つ目は「ベルリンは英語でいける」と聞いていたから。仕事は職種にもよりますが、生活面でいえば確かに英語だけでいけます。

しかしいったん中心部を離れるとそうもいかなく、頑なにドイツ語しか話さない人ももちろんいます。ここはドイツなので当然ですね。

そして二つ目が「外国語を一から学ぶことの大変さを知っているから」です。

やっぱりトリリンガルって誰しもが憧れるじゃないですか。

自分は大学時代第二外国語にスペイン語を選択していたんですが、どうせやるなら話せるレベルまで持っていきたかったのでそれなりに努力しました。

それに合わせて海外ドラマも当時はスペ語が出てくるものばかり観ていましたね。

が、途中で挫折しました。

「何かを続ける」っていうのはやはり目的や強い意思みたいなものがないと続かないもので、スペイン語を使う場面もなかったし「トリリンガルになりたい」っていうだけの軽い気持ちだけでは足りませんでした。

話を元に戻しますが外国語を一から学ぶってけっこう難しくて、しかもそれが「独学」となるとそのハードルはより高くなります。

昔から語学そのものに興味があったので、これまで独学で中国語を始めてみたりもしましたが、散々参考書を買い漁った挙げ句結局やめてしまいました。

このあたりで新しい言語を始めては挫折の繰り返しがトラウマとなって「第三言語習得はもう諦めようかな」と。

以上の理由があってドイツ語には手を出さないようにしていました。(どうせ続かないから)

が、ここにきて「ちょっと始めてみようかな」と思えてきました。

それについては以前書いた記事でも軽く触れているんですが。

やはり旅行ではなく滞在で外国にいるならその現地の言葉を話したいんですよ。(ローカルの店を訪れたときに英語使うのが本当に億劫)

あとフラットメイトのドイツ語を話す姿を見て「うわ、かっこいい…」と思ったのもあります。(というかこれがすべてかも。知らない言葉を操る姿ってなんであんなにかっこよく見えるんだろうか)

こんな感じでドイツ語を学び始めることとなりました。

ドイツにいながらドイツ語を学ぶ

勉強するとなったら、必要になるのは教材ですよね。

というわけで早速本屋に行ってみることに。

この駅から少し歩いたところに大きな本屋があります。

Dussmann。

こんなに広くて大きな本屋に入るのは本当に久しぶり。なんだか三省堂書店や紀伊国屋書店を思い出しました。

もしかしたらロンドンにもこういう本屋があったのかもしれないけれど、テンション上がってついつい長居してしまいました。

で肝心の参考書の方はというと、あまりピンとくるものがなかったので結局買わずじまい。(残念)

店をあとにします。

結局今持っている教材がこちら。

これはフラットメイトが譲ってくれました。

ただこれ、ドイツ語オンリーなので何が書いてあるのか全くわかりません。(なので現状まだ使ってない)

個人的に今使っているものがこれ。

これ、DW Learn Germanっていうアプリなんですが、これがもうめちゃめちゃ良いんですよ。

ドイツ国営の放送局Deutsche Welle(ドイチェ・ヴェレ)が提供している語学学習ツールなんですが、動画を見進めながらドイツ語の発音から単語、文法、会話、文化などを学ぶことができます。

しかもこの大ボリュームで無料。すごすぎる。

ドイツ語というと男性名詞、女性名詞があったり、動詞の語尾が人称によって変化したりなどなどあるんですが、意外とこの辺はスペイン語を経験しているせいかそこまで抵抗ありませんでした。(ラッキー)

とりあえずしばらくはこのアプリを使ってドイツ語学習を進めていこうと思います。

現地で学ぶ利点

一回目の渡英(学生時代)で英語を学んだ時も感じたことなんですが、あらためて「外国語を現地で学ぶ」ってものすごい贅沢だなと。

家で勉強したらそのあと外に出てすぐに実践できるんですよね。いつでも使える環境(使えるようにならなきゃいけない環境)に身を置くというのは外国語を勉強するモチベーションを保つうえで非常に大事だなと思いました。(スペ語もそうだったけど結局使う環境がないと継続は厳しい)

特に自分の場合はフラットメイトがいるので今は勉強してインプットするたびにその日学んだドイツ語を試してアウトプットしています。

簡単な日常会話くらいだったらすぐにできるようになりそうな気がする。

最後に

そんなこんなでドイツに来てから始めてみたドイツ語ですが、今めっちゃ楽しいです。

序盤って全てが新鮮で楽しいんですよね。たぶん進めば進むほど難しくなり、つらくなってくることでしょう。

最近本当に英語かドイツ語ばかりで日本語を発する機会というのはこのブログくらいなので日本語力の低下が著しいですが、リハビリの意も込めてこれからも更新していこうと思います。

今回紹介するのはアメリカのヒップホップグループ、A Tribe Called Quest(ア・トライブ・コールド・クエスト)の『Find A Way』。