今回はおすすめのポッドキャストを紹介。
『WTF with Marc Maron』(以下WTF)との出会いは学生時代。
Huluで洋画や海外ドラマを見漁っていた時にテレビ番組『A Day in the Life』を見つける。
その番組のエピソードのひとつで紹介されていたのがMarc Maron(マークマロン)だった。
ざっくりと彼の経歴を紹介すると、
ボストン大学を卒業後スタンダップコメディアンとして活動するがなかなか芽が出ず。あるときポッドキャスト「WTF with Marc Maron」を始める。
内容としては彼と同じスタンダップコメディアンや俳優、映画監督、ミュージシャンなど様々なジャンルで活躍する人たちと会話する番組。
コツコツと長い間続けたこの番組がきっかけとなり次第に彼はその知名度を上げていった。
いま現在のエピソード数はなんと1109。ものすごい数である。
ある回ではオバマ大統領もゲストとして番組に出演。
『WTF』がおすすめの理由
まず大前提として寝ながら聞くのに大切なポイントは長尺(30分以上)、広告が入らない、雑音が少ないなどなど。
Youtubeの動画だとどうしても広告が入る場合が多いので、そこで急に爆音になり目が冷めてしまうことも多々ある。
また広告のない動画であっても、例えばスピーチなどの動画であったら所々に入る拍手の音や歓声、笑い声などが気になるものもある。
そのような点を考慮するとこういったポッドキャストを聞くのがおすすめなわけだが、なかでもこの『WTF』を勧める理由がいくつかある。
話の流れが各エピソード一貫しているので聞きやすい
Youtubeでインタビュー系の動画を探すとよくありがちなのが「特定のトピックについてのインタビュー」。
俳優で例えるならある映画についてのインタビューであったりミュージシャンだったら新譜についてのインタビューであったり。
これはこれでいいんだけど内容がピンポイントすぎるしその映画やアルバムについて知らなければつまらないものになってしまう。
「WTF」で一貫しているのがゲストの生い立ちを振り返ること。(たまに例外もある)
チャットから始まり大体あるタイミングでMarcが「So, where’d you grow up?」と切り出す。
この形式が一貫しているというのはけっこう重要だと思っていて例えばこの「WTF」以外に自分が昔よく聞いていたものとしてChris Hardwickがホストを務める「The Nerdist Podcast」という番組がある。(今はやっているのかはわからない。公式のものではないが過去のエピソードはいくつかYoutubeにアップされている。個人的に好きなエピソードはMike ShinodaとDexter Holland、Jodie Fosterの回)
番組自体はとても面白いのだけれどとにかく自由に話が飛んでいくのであまり知らないゲストの回だとたまに話についていけなくなるときがある。
やっかいなのがホストがChris Hardwickとは別にもう一人いるとき。
三人での特定のトピックも交えたランダムな会話(失礼な言い方だけど)を聞くのは非ネイティブからすると難易度マックスである。
そういう意味で「WTF」はとにかく聞きやすい。
エピソード数の豊富さ
やはり魅力はそのエピソード数。
個人的に好きなものだとコメディアンではRussell PetersやAziz Ansari、Conan O’Brien、Kevin Hart、Craig Ferguson、Donald Glover、Ken Jeong。俳優だったらBryan Cranston、Bob Odenkirk、Robin Williams、Jon Hamm、Ethan Hawke、James Francoなどなど。
監督ではMichael MooreやVince Gilligan、ミュージシャンならJames HetfieldやThom Yorkeなどとにかく挙げていったらきりがない。
Podcastなので当然無料なのだがあまりにも過去のエピソードだと無料で聞けないものもたくさんある。
そういうときはYoutubeなどで探してみるといいかも。
強いて改善して欲しいところをいうとしたらエピソードごとに「サムネがない」ところ。
ゲストの名前と詳細が書いてあるだけで文字の情報しかないのでぱっと見自分が知っている人か知らない人かの区別がつきずらい。
顔は知っているのに名前は知らないっていう俳優とかって山ほどいる。
わざわざ名前をググって確かめるのもめんどいので勿体無い気がする。
そういった意味では「The Nerdist Podcast」は各エピソードにゲストの顔写真があったので検索しやすかった。