コーヒーショップ巡り・京都大阪編

東京でのひと時を楽しんだところで、関西へと向かうことにした。

せっかくの日本滞在、地元だけ訪れて帰ってしまうのは少し勿体無い。

元々旅行は好きだったが海外へと行ってしまうことが多く、国内旅行はあまりしてこなかった。

とは言いつつも、北海道、東北・北陸方面は何度も行ったことが事があるし、九州、四国あたりもある。

しかし近畿は意外と少なく、修学旅行で一度京都と奈良に訪れた事がある程度である。

これを言うと毎回驚かれるが、大阪に関しては人生で一度もない。

というわけで今回の日本滞在を満喫するにはうってつけの地。

全てを記録しようとすると膨大な量になってしまうので、内容をなるべくコーヒーに絞って書いていこうと思う。

東京駅から出発。

ここから京都へと向かう。

やってきたのは新風館という商業施設。

東京で訪れたカフェキツネはここにもあった。すでに訪れたのでここはスルー。

すぐ側にエースホテル京都があり、目的地であるコーヒーショップはこのホテル内に併設されている。

Stumptown Coffee Roasters(スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ)。

オレゴン州ポートランド発のコーヒーショップでニューヨーク、LAにも店舗を持つ。

日本に上陸したのはつい数年前のこと。

コールドブリューと共に束の間の休息。

続いて訪れたのはGoodman Roaster(グッドマンロースター)。

元々知ったきっかけはYoutube。ドイツで生活しながら京都にあるお店を知るというのが今っぽい。

日本へ帰国する際、最も訪れたかった場所の一つと行っていいだろう。

そして期待通り、一番行ってよかったと思える場所であった。

念願だったこともあり、店内に入る時は少し緊張した。

台湾、台北にも店舗を持つ。

まずはエスプレッソ。

カップやスプーン一つ一つからこだわりを感じる。

そしてこちらは待望の阿里山コーヒー。

コーヒーのお供は台湾土産でも定番のパイナップルケーキ。

欧州色の強い当ブログだが、アジア圏は昔よく訪れていて台湾には何度も行った事があるくらい好き。

これまでベトナム、インドネシア、中国等のコーヒーは飲んだ事があるものの、台湾は初めて。

アジア特有の風味がありつつも、複雑かつ繊細な味わいで美味。

コーヒーの後は阿里山の茶も堪能。

至高の空間であった。

その翌日は日帰りで大阪へ。

とあるコーヒーイベントが行われているという情報を聞きつけ、梅田駅は阪神百貨店へと向かった。

エスカレーターで降ると、

ワンフロア全体に人だかり。

その名もGood Coffee Fest

Good Coffeeの存在は知っていたけれど、イベントもやっていたとは。

教えてくれた知人に感謝。

チケットを買うとオリジナルのカップがもらえるとのこと。

可愛らしいデザイン。

こちらがチケット。

ヨーロッパにいる頃から気になっていたお店がたくさん。

早速まわっていくことに。

まずはTRUNK COFFEE

名古屋にあるコーヒーショップ。

ORIGAMIドリッパーで知っている方も多いかと思う。

TRUNK COFFEEのコーヒーはその昔、国連大学中庭で行われたTOKYO COFFEE FESTIVALで飲んだことがある。

当時学生であった。約八年ぶりだろうか。

続いて、Philocoffea(フィロコフィア)。

東京編でも訪れた。

それぞれのブースでオーナー自らが立って淹れているのもコーヒー好きとしてはたまらない光景。

そして、COFFEE COUNTY(コーヒーカウンティ)。

こちらも一度訪れてみたかったお店。

福岡には行ったことあるが、コーヒーを飲むのは初めて。

どのコーヒーも非常に美味しかった。

ひたすらコーヒーだけ飲み続けるのもしんどいので、合間でアイスを食べた。

ヨーロッパのイベントだとOatlyとかがこういうのをやっている。

偶然知って急遽行くことになったコーヒーフェスだったが、大満足。

他に、訪れたのは千里中央。

向かう途中見かけた美しい紅葉。日本を感じる。

やってきたのはTERRA COFFEE ROASTERS

ちなみに現在こちらの店舗は閉まっているようで、江坂公園店のみ営業している模様。

店内ではエスプレッソを堪能し、コールドブリューをお持ち帰り。

大阪ではもちろん、食べ物も満喫した。

特にたこ焼き。

わなか、甲賀流などの有名店をいくつか回ったが、びっくりするほど美味しかった。

銀だこのような外はカリカリ中がふわふわ系のたこ焼きしか食べたことがなかったが、本場のたこ焼きがこんなに美味しいとは。

買い物も済ませ、京都へと帰る。

今回は触れられないが京都では歴史的名所もまわった。

数年前から歴史熱が高まって司馬遼太郎の『空海の風景』、『義経』、『太閤記』、今は『坂の上の雲』を読んでいるが、当時はちょうど『竜馬がゆく』を読み終わった頃で熱心に巡った。

こちらは世界中にあるアラビカコーヒー。

ロンドンにもあるし、ベルリンにも昔あった。

どこにでもあるので今回はスルー。

最後に、Okaffe Kyoto(オカフェ キョウト)。

こちらの店舗もyoutubeの動画をきっかけに知った。

他のコーヒーショップとは少し毛色が違い、古き良き喫茶店のような雰囲気も持ち合わせている。

こちらでもエスプレッソを堪能。

後はhere Kyotoでココカヌレを買ったり。

写真はないが、kurasuにも立ち寄った。

東京への帰路。

駅弁。

日本は本当に食が豊かすぎる。

海外在住者、特に欧米方面は日本で最も恋しくなるのが食べ物であるのは間違いない。

今回紹介した以外にもたくさんの人気なコーヒーショップがあるのは重々承知であるが、数日間という限られた期間ではまわりきれなかった。

そもそも一日にそこまで多くのコーヒーを摂取できないし、今回やるべきことはたくさんあってコーヒー巡りはそのうちの一つに過ぎない。

しかし、数は少ないながらも個人的には満足の京都大阪旅行であった。