Audibleの朗読で19世紀末英国ロンドンの世界へ【英語でシャーロックホームズ】

イギリスに来てから紅茶を飲むようになった【イギリスの紅茶とその歴史を知る】

「コーヒー」か「紅茶」かと言われたら間違いなくコーヒー派。

日本にいた頃は家で紅茶を淹れたことは一度もなく、カフェで飲んだのも数える程度でした。

ところがイギリスに来てから自然と紅茶も飲むようになりました。「イギリスといえば紅茶」のイメージがありますよね。

コーヒーに興味ない方はご存知ないかもしれませんが、イギリス特にロンドンはコーヒー文化が非常に盛んで、至る所にスペシャルティコーヒーのお店があります。

昔に何かのドキュメンタリーで見たんですが、現在イギリスではコーヒーの消費量の方が紅茶より多いらしいです。

と、まぁいろいろ言いつつも、やはり「イギリスといえば紅茶」なわけで。

今回は紅茶についていろいろと書いていこうと思います。

イギリスの紅茶の歴史

イギリスに初めて紅茶が来たのは17世紀初頭、東インド会社によってもたらされました。

当時は高級品であったため一部の上流階級の人たちだけが飲むものであり、鍵付きで大切に保管されていたようです。

チャールズ二世のもとに嫁いだ王妃キャサリンが王室に紅茶を紹介したことがきっかけとなり、上流階級の人々のあいだで紅茶を飲む習慣が根付くようになりました。

そして1706年にイギリスの商人であったトーマス・トワイニング(Twiningsの創始者)によってロンドンのストランド通りに世界初の紅茶店を出店しました。 (この店舗は現在も営業中)

Portrait of Thomas Twining
出典:Wikipedia

この紅茶店がきっかけとなって各地に様々な紅茶店が出店していき、一般の人たちにも紅茶が愉しまれるようになりました。

上流階級の人々のあいだで紅茶が飲まれ始めた当初は先にカップの中にミルクを入れてから飲まれていたそう。

というのも昔はとても繊細な作りのボーンチャイナのカップ(牛の骨灰を混ぜている磁器)で飲まれていたため、先にお湯を入れるとカップにヒビが入ってしまうのを防ぐためにそうされていたようです。

今ではあとからミルクを入れた方が紅茶のフレーバーが広がるのでこちらが一般的となりました。

イギリスで飲まれている紅茶の種類

インドの茶葉

  • Darjeeling(ダージリン)北インド産。フルーティな香りで軽く、アフタヌーンティに向く。
  • Assam(アッサム)濃厚なコクと渋みでブレンドに向く。

スリランカの茶葉

  • Ceylon Tea(セイロン)強い香りと渋みが特徴。ほのかな柑橘系の芳香がある。

中国の茶葉

  • Lapsang Souchong(ラプサンスーチョン)福建省の茶葉。スモーキーで独特の香り。
  • Yunnan(ユンナン)雲南省の茶葉。リッチなテイストはアッサムと似ている。

ブレンド

English Breakfast Tea(イングリッシュブレックファスト)

インドの茶葉+セイロンのブレンドティ。イギリスで最も定番のものです。 カフェでオーダーするとき「Black Tea」と言ったりします。

Earl Grey Tea(アールグレイ)

中国の茶葉+セイロンのブレンドで、ベルガモットで柑橘系の香りをつけたフレーバーティ。こちらもかなりポピュラーですね。

「Earl Grey」は「グレイ伯爵」という意味でイギリス首相、第二代グレイ伯チャールズ・グレイに由来すると言われているそうです。(諸説あり)

紅茶を楽しむ

そのままストレートで飲むのもいいですが、ミルクを入れるとよりバリエーションが増えるので面白いです。

最近はいろんなミルクを入れてみたり。(イギリスではオートミルクやアーモンドミルク、ココナッツミルクなどの植物性ミルクも人気です)

砂糖の代わりに蜂蜜を入れてみたり。

いろいろ試してます。

さてこちらで売られている紅茶ですが、他の方のブログなどを見ているとファンシーでお土産によさそうな紅茶紹介が多いようなので、ここでは多くの店で取り扱っていて一般によく飲まれているものを紹介します。

『Yorkshire Tea(ヨークシャーティー)』

定番のやつ。個人的にはこれをよく買います。

『PG tips』

こちらも定番。イギリスで最も売れてる紅茶ブランドです。

『Twinings』

「イギリスの紅茶の歴史」で紹介した『Twinings』

最も歴史ある紅茶ブランドです。

ちなみにイギリスのミルク事情に関してはこちらの記事で紹介しています。

イギリスからみるエスプレッソベースのコーヒーとミルクの種類【ラテやフラットホワイト / オートミルク、アーモンドミルクなど】