今回は「海外ドラマ見まくってたらTOEICリスニングを9割以上取れるようになった」という話。
いきなりですが、TOEICそのものに関してはこの記事では特に触れません。
というのもTOEIC用にリスニング対策など一切したことがなく、コツやテクニックとかもわからないです。(ただただ聞き取って正解のものをマークしただけ)
あと「TOEICのスコアを持っていたほうがいいのか」に関して。
これについては海外でも日系に勤めるならスコアを持っておいた方がいいのかもしれませんが、そうでもない限り特に披露する場面もないので無理して受ける必要はないのかなと思います。(自分は学生時代に受けたのが最後)
日本や韓国ではTOEICが非常に人気なので、スコアを持っていれば国内で英語力を証明するのに使えます。
ところで、リスニング力が上がった要因というのはいろいろ考えられます。
高校生の頃ドラマ『LOST』と出会い、そこから学生時代はアホみたいにドラマを見てきましたが、英語学習において当然それだけをしていたわけではありません。
生活拠点は日本でしたがわりと英語環境だったと思います。外国人の友人と遊んでいましたし海外を旅したりもしていました。(もちろん机に向かって勉強もしていた)
しかし今あらためて実際に聞き取れるようになったきっかけを振り返ってみると、それはやはり「海外ドラマ」のおかげだったんじゃないかなと思うわけです。
そこで、じゃあ実際のところどれだけ見てきたのかと。
ざっくりここにまとめてみたいと思います。
- 24 -Twenty Four-
- After Life(アフターライフ)
- Alcatraz(アルカトラズ)
- Atlanta(アトランタ)
- Baby Reindeer(私のトナカイちゃん)
- ballers(ボーラーズ)
- Beef(ビーフ)
- Behind Her Eyes(瞳の奥に)
- Better Call Saul(ベターコールソウル)
- The Big Bang Theory(ビッグバン☆セオリー ギークなボクらの恋愛法則)
- Billions(ビリオンズ)
- Black Mirror(ブラックミラー)
- Bodies(ボディーズ)
- Bodyguard(ボディガード -守るべきもの-)
- Breaking Bad(ブレイキングバッド)
- Bridge(ブリッジ)
- Clickbait(クリックベイト)
- Community(コミカレ!)
- Crashing(クラッシング)
- DAHMER(ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語)
- Da Vinci’s Demons(ダ・ヴィンチと禁断の謎)
- Doctor Foster(女医フォスター)
- EASY(イージー)
- Emily in Paris(エミリー、パリに行く)
- The End of the F***ing World(このサイテーな世界の終わり)
- Entourage(アントラージュ)
- Eric(エリック)
- the Event(イベント)
- Extras(エキストラ)
- Flash Forward(フラッシュフォワード)
- Freaks and Geeks(フリークス学園)
- Friends(フレンズ)
- FRINGE(フリンジ)
- Game of Thrones(ゲームオブスローンズ)
- the Get Down(ゲットダウン)
- Gilmore Girls(ギルモアガールズ)
- Girls(ガールズ)
- Glee(グリー)
- Gossip Girl(ゴシップガール)
- Heros(ヒーローズ)
- Homeland(ホームランド)
- House of Cards(ハウスオブカード)
- How I Met Your Mother(ママと恋に落ちるまで)
- How to Get Away with Murder(殺人を無罪にする方法)
- I Am Not Okay With This(ノット・オーケー)
- Killing Eve(キリング・イヴ)
- Leverage(レバレッジ 〜詐欺師たちの流儀)
- Lie to Me(ライトゥミー)
- LOST(ロスト)
- Loudermilk(ラウダーミルクの人生やり直し手伝います)
- Madmen(マッドメン)
- Maid(メイドの手帖)
- The Mandalorian(マンダロリアン)
- Maniac(マニアック)
- MARS(マーズー火星移住計画)
- Master of None(マスターオブゼロ)
- Mind Hunter(マインドハンター)
- Mysfits(ミスフィッツ 俺たちエスパー)
- NARCOS(ナルコス)
- Numbers(ナンバーズ)
- New Girl(ニューガール)
- the office(ジ・オフィス、オリジナルとアメリカ版)
- Paula(ポーラ 情事の代償)
- Peep Show(ピープショー)
- People Just Do Nothing
- Person of Interest(パーソンオブインタレスト)
- Prison Break(プリズンブレイク)
- Ratched(ラチェッド)
- Roman Empire(ローマ帝国)
- Rome(ローマ)
- Rubicon(ルビコン)
- Sex Education(セックスエデュケーション)
- Sherlock(シャーロック)
- Sick Note ~診断書で人生復活?!~
- SKINS(スキンズ)
- Sons of Anarchy( サンズオブアナーキー)
- Suits(スーツ)
- Silicon Valley(シリコンバレー)
- SMASH(スマッシュ)
- the Thick of It(ザシィックオブイット)
- Trailer Park Boys(トレイラーパークボーイズ)
- The Trip
- Under the Dome(アンダーザドーム)
- UTOPIA(ユートピア)
- V(ヴィジター)
- Westworld(ウェストワールド)
- Wet Hot American Summer(ウェットホットアメリカンサマー)
- You(YOU ー君がすべてー)
- Young Sheldon(ヤング・シェルドン)
とりあえず思いつく限り書き出してみました。(もしかしたら思い出せてないものもいくつかあるかも)数話だけ見て途中でやめてしまったのもかなり多いんですが、そういったものは省いてます。
あと、記事タイトルに「これまで視聴したドラマ一覧」としていますが、ポーランドの『1983』やドイツの『Dark』など非英語圏のドラマも除いてます。
こうやってみると定番のものや人気ドラマとされるものがけっこう抜け落ちていたりしますが、まぁその辺は好みの問題ですかね。
マニアックなところでいうと『the Event』や『Flash Forward』、『Rubicon』なんかはすごい面白かったなー。海外ドラマあるあるですぐ打ち切りになっちゃったのが非常に残念。
ところで、このドラマでリスニング力を鍛えるというのは本当に可能なんでしょうか。
そんなの意味ないっていう方も一定数おられますよね。
確かにこの考え方には一理あるなと思っていて。
というのもこれまで友人の何人かに英語のリスニング練習としてドラマを勧めたんですがあまり伸びませんでした。
なので誰でもできる学習法ではなく、やはり最低限の文法などの理解が必要なのかなと思います。
ドラマを見ていると様々な会話が繰り広げられます。その一文一文の文法がどう成り立っているのかもわからず、ただ目で追っているだけだったら(仮に英語字幕で見ている場合)意味ないですよね。
聞いたところで仕組みがわかっていないので自分の言葉として使う時応用がききません。
今こうして書いていて気づいたけどこういった「自分が使うなら」という意識なんかも大事かもしれませんね。
ドラマを見始めた時から一語一句英語を聞き漏らさないように意識していたし、なんなら覚えてしまって自分が英語を話す時に使う想定もしながら見ていました。(ただの英語シャワーは本当に意味ない)
でもこれを初心者がやろうとしてしまうとけっこう大変で。勉強目的でこの方法でドラマを見たとしてもわからないことだらけになってしまうじゃないですか。
そうすると一旦止めて調べてはまた止めての繰り返しになっているのでそもそもドラマ自体を楽しめないし、だったら他の方法で普通に勉強したほうが効率がいいのでは?と思ってしまいます。
洋楽を聴くのもそうですが、自分の場合はそもそも入り口が「英語学習目的」ではなく、そもそも単純に洋楽やドラマが好きで聴いたり見たりしていたのでそういった違いがあるかもしれません。
あと記事なんかで、最初は英語字幕で見てその後は字幕なしで、みたいな感じでドラマの見方まで紹介されていたりしますが本当にそんなことやっている人はいるんでしょうか。
完全に勉強目的の方はそうした方法で見るのかもしれないけど、そんな何度も同じエピソードを繰り返し見るなんてもうただの苦行でしかないですよね。
自分の場合、最初は普通に日本語字幕で見ていました。とにかく最初はわからないことだらけなのでそんな状態でいきなり英語字幕で見たら一時停止の連続になります。それでは見ていてもちっとも面白くありません。
しかしだからといってただ日本語を追ってるだけでは意味がありません。
なので最初の頃は英語を聞きながら日本語字幕を見てどう訳されているのかなんかを意識したりいました。(なのでそもそもある程度聞き取れないと厳しいかも)
そうしているうちにだんだんと内容がそのまま日本語字幕に訳されているわけではないということもわかってきます。
そんなこんなで何が言いたかったかというと、英語目的なら別にドラマじゃなくてもいいんじゃないかなと。
先ほども言ったように自分は好きで見ていたのでいいですが、目的が英語ならあまり効率的な勉強とは言えません。
今だったらYoutubeもあるしとにかく英語を聴く環境はいくらでもあるので、いろいろ模索してみるのも面白いのかなと思います。