行こう行こうと思いつつも個人的な都合でなかなか時間を作れず。
この度ようやくコロナワクチンの一回目を接種してきました。
本当は二回目を打ってから書こうと思っていたんですが、どうせなら早く書いてしまいたかったので。
ドイツでは様々な場所でワクチン接種ができるんですが、自分は病院(厳密に言うと開業医院 / Praxis)で接種することに。
ちなみにこういった記事を書くのは初めて。
というもの海外で一度も病院に行った経験なし。
これまで大体20ヶ国くらい行ったことあるんですが、病院に足を踏み入れるのは今回が初。(イギリス時代はGP登録すらしない始末)
英語圏ならともかく、人生初海外の病院がドイツというのはちょっと緊張しました。
そもそも予約(Termin)の方法すら「どうやってするの?」という感じですが、現代ではそういった病院選びからアポイントメントまでできてしまうサービスがあるので非常に簡単。
自分が利用したのはこちらのウェブサイト、『Doctolib』。(アプリもあります)
ドイツ語苦手な方は英語にしてしまいましょう。
ワクチンはドイツ語で「Impfung」といいます。
「Impfung」で検索をかけてもいいし、ページ左下に専用のボタンも設けられているのでそこをクリックしてもいいのかなと。
選択画面ではたくさんの病院が出てきて、自分の条件に合うようにフィルターをかけて選ぶことができます。(言語のセクションもあり英語の話せる病院に絞れます)
一度に一回目と二回目分のワクチン接種の予約ができました。
そして迎えた当日。
予約した時間に合わせて病院に到着。
ついにこいつを使う時がきました。
保険証であるカードにはクレジットカードのようにチップが埋め込まれており、受付でこれを機械に突っ込むよう指示されます。
一応英語も対応する病院を選んだのですが、自分の前にいた先客たち含め病院内にいる皆がドイツ語で会話していたので気が重くなり、ドイツ語のみで気合いで乗り切りました。
この感覚については前にも書いたんですが、状況によって英語使うのきまずく感じるんですよね。申し訳ない気持ちになるというか。
この時点ではこれまでの来院の有無やワクチン何回目か、Impfausweis(黄色い予防接種の証明書)の有無、電話番号を聞かれたりなど簡単な内容のものが多かったので助かりました。
さて、その後しばらく待合スペースで待ち、名前が呼ばれて個室へと案内されるとここで接種するワクチンの種類と利き腕はどちらかなどを確認されました。
しかし何を聞かれているのかさっぱりわからず。結局英語に切り替えてもらうことに。
初病院、久しぶりの注射(あまり得意ではない)ということで緊張しているように見えたのでしょうか。
自分では全くそんなつもりはなかったんですが、すごく優しい声で何度もrelaxと囁かれながら注射。
なんだか不思議な体験をした気分でした。
接種後Impfausweisをもらい、待合スペースにて20〜30分くらいいるよう指示を受け、その後帰宅しました。
現状は腕の痛みくらいです。
二回目は副作用の話などいろいろと聞くのでドキドキ。
これでようやく海外にも旅行に行けると思うとちょっと楽しみです。
ドイツでは10月からこれまで無料だったコロナの検査が有料になるので、まだの方は早めに行っておいた方が無難かと思われます。
最後に紹介するのはイングランド出身、Metal God(メタル・ゴッド)の愛称でおなじみRob Halford(ロブ・ハルフォード)率いるヘヴィメタルバンド、Judas Priest(ジューダス・プリースト)の曲『Painkiller』。
腕の痛みはこのペインキラーでなんとか紛らわそうと思います。