私は消去法でワーホリに行く国をイギリスに決めた

正直特にこだわりがあってイギリスを選んだわけではありませんでした。

ただ留学やワーホリ、企業に勤めて駐在などなにかしらの形で海外で生活していくことは20才の時くらいから決意していて、(結果的にワーホリになった)英語だけはずっと勉強していました。

国選びは消去法で決めた

イギリスに来たかったわけではなく、ワーホリ協定国のなかでは結局イギリスが一番魅力的で自分に合っているんじゃないのかなと。

今回は自分が行なった国選びのプロセスを書いてみます。

ワーホリには行きたいけど、どこの国に行こうか迷っているという人の参考になればなと思います。

ワーホリ協定国一覧(22ヶ国)

  •  オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、ドイツ、フランス、アイルランド、デンマーク、ノルウェー、香港、台湾、韓国、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、チェコ、アルゼンチン、スペイン、チリ、アイスランド

こうやって改めてワーホリ協定国を見てみるとたくさんの選択肢がありますね。

第一印象としてカナダは良いなと思います。

トロントやバンクーバーは住みやすそう。

また個人的にニューヨークが好きなので アメリカに行きやすいという意味でカナダは魅力的だなと思います。

あとは新しく2018年からワーホリ協定国に加わったスペイン!

スペイン語を少しかじっていた時期があって格安スペイン語学留学として有名なグアテマラのアンティグアにスペイン語を学びに行こうとしていたぐらいなので非常に興味があります。

なので非英語圏の国のなかで考えるとスペインやアルゼンチン、チリなどは行ってみたいです。

どうせ行くなら日本から遠いところに行きたい

元々旅が好きで日本にいるときからバックパッカーみたいなことをしていたんですが、そのときから「いずれは海外で生活する」という前提のもと生きていたので基本的に旅先はアジア圏ばかり選んでいました。

というのも航空券の価格って基本的に距離が遠ければ遠いほど高くなるじゃないですか。

日本にいるうちにLCCなどで安価で行けるアジア圏は回っておいた方がいいなと思ったのでアジア圏はだいたい行きました。

韓国や台湾、香港は旅行でも行った事があるので選択肢から外します。

残りのワーホリ協定国【19ヶ国】

行くならメジャーな国は避けたい

オーストラリアやカナダ、ニュージーランドはすごい人気ですよね。個人的にはそういうところは外していきたいなと。

あとこれらの国を選択肢から外すもう一つの理由として、交通機関だけで十分生活できるような規模の都市がある国に住みたいんですよね。

オーストラリアもカナダもめちゃめちゃ国土の大きい国じゃないですか。

住む都市によっては必要ないかもしれませんが、おそらく車社会だと思います。

あくまで短期滞在なのに車がないと生活に不便なのはちょっと厳しいかなと思いました。

むかし旅行でLAに行った事があって滞在中はレンタカーを借りて生活していました。

LAにももちろんバスや地下鉄がありましたが、車がないとかなり不便です。

オーストラリアやカナダで生活することを考えたときにLAでの滞在を思い出すとちょっと躊躇してしまいました。

あと「メジャーな国は避けたい」というのとは逆に「マイナーな国」も避けたいです。

マイナーというのは語弊がありますね。

自分にとってあまり親しみのない、あまり知らない国という意味です。

旅行で行くなら良いと思います。

もしくは事前に下調べでその国に行ってみて気に入ったからその国に決めた!とか、もともとその国の文化などに興味を持っていたから行きたい!とかなら良いですよね。

行った事もないしその国に対しての知識が全然ないのにワーホリに行く国として決めてしまうのはちょっと冒険すぎるのかなと。

残りのワーホリ協定国【イギリス、ドイツ、フランス、スペイン】

英語圏に行けるのであればそれに越したことはない

国がだいたいヨーロッパに絞られてきました。

生活するとなると「言語」は大きな問題です。

ただ滞在するだけであったらたとえ英語圏の国ではなくても買い物や食事など英語だけで生活できてしまいますが、働くとなったらそうはいきません。(働き方にもよるけど)

やはり言語の壁は大きいです。

ドイツやフランス、スペインも非常に魅力的なんですが、イギリスに住んでいれば旅行でいつでもいける距離にあります。

そういった意味で結局行く国をイギリスに決定しました。

ワーホリの国はイギリスに絞られる

イギリスワーホリの良いところ

2年間滞在できる

どうせ行くなら長期滞在したいですよね。

オーストラリアも最大2年間滞在することが可能ですが、基本は1年で延長するにはファームで働かなければなりません。

またファームで働く上で一定時間以上働かなければならないなどの条件や住み込み等の労働環境などを考慮すると、ビザ延長目的だけでファームで働く事に興味がないひとには大変そうです。

一方で一度ビザさえ取得すれば無条件で2年間滞在できるイギリスはワーホリの国選びとしていいなと思います。

あと行く人の働き方によってはあまり関係のない話ですが、厳密に言うとイギリスにワーキングホリデーはありません。

一見似てるので便宜上イギリスもワーキングホリデーのなかにカテゴライズされていますが、厳密には「短期の就労ビザ(Youth Mobility Scheme、Tier5とも分類される)」になります。

入国審査で滞在の目的を聞かれたときに「働く事を目的として来た」と言わずに「ワーキングホリデーで来た」と言ってしまうと半年間分のビザしかもらえなかった、という話もあるくらいです。

就労ビザなので他国のワーキングホリデーと違ってできることの範囲も広いです。

まず働く事に対する規制が少ないです。

例えばオーストラリアでは基本的に同じところに半年間までしか働けないというルールがあります。

なので必然的に勤務先を点々としなければなりません。

イギリスで正社員として働く事もできるし、しようと思えば起業もできます。

そういった意味で非常に魅力的だと思います。

あくまでイギリスの”ワーキングホリデー”は抽選なので全員が全員行けるわけではありませんが、「就労ビザである」というのはちょっとした特別感もあります。(結局このビザで来てる人はみんなワーホリって呼んじゃうけど)

イギリスで生活することを考える上で、渡英前に心配になることとしたらやはり「金銭面」でしょう。

たしかにロンドンは物価が高いし、家賃相場の高さも世界のなかでトップクラスです。

なかには生活資金がなくなって数ヶ月で帰国を余儀なくされたという人の話も聞いたことがあります。

もしかしたらワーホリの国のなかでは生活していく難易度が高いほうなのかもしれません。

ただ個人的にはそんなにハードルの高さは感じません。

仕事を見つけてちゃんと働いていればそれなりの生活はできますし、大半の人は普通に生活しています。

なのでその点は心配いらないかと思います。

旅行に行くときに他国へのアクセス(特にヨーロッパ)が良い

ワーホリにイギリスを選ぶ一番の醍醐味といってもいいんじゃないでしょうか。

日本から海外旅行に行くって考えるとそれなりの航空券の値段しますよね。

ヨーロッパのLCCの安さはほんとに異常です。

往復2000〜3000円くらいでドイツやフランス、イタリアなどいろんな国に行けちゃいます。

安いチケットを探せば往復1500円くらいのもあります。

飛行機だけでなく鉄道(ユーロスター)や長距離バスもあるので行き方の選択肢も広いです。

あまりにも安いので平日は働いて週末は海外旅行に行くっていうのができちゃいます。

これはヨーロッパに住んでいる特権というか、ヨーロッパ以外のワーホリではなかなかできないことですよね。

結局選び方はひとそれぞれ

選び方はいろいろあるにしろ、海外に行くにあたって明確な目的や目標は持つべきだと思います。

海外で生活すること自体は全く難しいことではありません。誰でもできます。

「海外で生活したい」だけが目的や目標になっているとやりたいことがわからなくなってしまい、日々を淡々と消化していくだけになってしまいます。

海外で生活する+「自分のやりたい事」を持つととても有意義なワーホリ生活を送れるのではないでしょうか。