名物であるオープンサンドを食べた後、この日最後のコーヒーを飲みに。
最寄駅はTrianglen St.(トリアングレン通り駅、読み方合ってるかな)。
コペンハーゲンでコーヒーというと一般にCoffee Collectiveを思い浮かべる方も多いかと思いますが、コーヒー好きからするとPatrik Rolf(パトリック・ロルフ)氏が立ち上げたロースタリー「April Coffee Roasters(エイプリルコーヒーロースターズ)」も超有名。
Aprilはロースタリー、オリジナルの抽出器具作りからアパレルとやっていることは幅広いです。
こちらの店舗「April Coffee Store & Showroom」は2020年にオープンしたコーヒーストアでカフェとしてコーヒーを飲むことはもちろん、扱っている豆やオリジナルドリッパー、服を買うことができます。
入ってまず驚くのが座れる席数。
店舗はそこそこ広いんですが、席はあまり設けられていません。
おそらく一組か二組が限界でしょうか。
洗練された空間でインテリア一つ一つにこだわりを感じます。
正直こんなおしゃれ空間のコーヒーショップは人生初めて。
コーヒー豆のパッケージ等に描かれている絵は確か日本人のデザイナーの方によるもの。
コーヒー豆も並んでいます。
座席のすぐ目の前にはバーがあり、エスプレッソマシンやハンドドリップの器具が。
こういった空間にモッドバーは合いますね。
まずはエスプレッソを注文。
サーブされる際に丁寧に豆の説明をしてくれました。
こういったより密でしっかりとした接客のために席数も限られているんだろうなとこの時気づきました。
豆の詳細はこんな感じ。
Zewde Estate – Natural – Espresso
- Location: Guji Zone
- Producer: Metad
- Varietal: Natural processed Krume 74142
- Flavour Notes: Tropical Fruit, Jasmine & Rasperry
選んだのはエチオピアの豆。
この空間とサービスも相まったのでしょうか、今までには味わったことのないレベルでびっくりするくらい美味しかったです。
フローラルなアロマ、非常に華やかでフルーティ。
そしてこちらはフラットホワイト。
El Socorro – Washed Pacamara – Espresso
- Location: Guatemala, Palencia
- Farm: El Socorro
- Producer: Diego de la Cerda
- Varietal: Pacamara
- Flavour Notes: Melon, Herbs & Nougat
グアテマラのパカマラ種。
ナッツの味わいでミルクとの相性も抜群。
途中からはバリスタの方も席まで来て(といってもそもそもバー自体がかなり近いけど)、世間話をしたりコペンハーゲンのコーヒー事情についていろいろ聞いたり。
本当は豆をお土産に買いたいなーなんて思ってたんですが、Aprilが扱っているものはどれも結構高価なんですね。
とりあえず今回は断念。
ちなみにコーヒーはエスプレッソとフラットホワイトで94DKK(現在のレートで約1630円)。
コペンハーゲンの中でもダントツに高いですが、その価値はあります。
非常に楽しいコーヒー体験でした。
あまりコーヒーに詳しくない方には少しハードルが高いかもしれませんが、コペンハーゲンに来られた際は是非訪れてみてもらいたいなと思います。
コーヒー好きの方にはおすすめ。
あと、なにより是非おすすめしたいのはコーヒー業界にいる人。
これまで様々なコーヒーショップをまわってきてこんなことを書くのは初めてですが、バリスタの方に是非行ってもらいたいなと。
これまで味わったことのない新しい体験となること間違いなしです。