これまで数記事に分けてデンマーク旅行の模様を書いてきました。
ヨーロッパは日帰りでさくっと海外旅行できるのが本当に最高。
平日は働いて、週末は海外みたいな。
とはいってもそれなりに良い歳になってきて体力は衰え始めているので、月一くらいで行けたらなと思ってます。
ところで、書いた記事だけを読むとコーヒーと食べ物ばかりであまり観光できていないように見えてしまうかもしれません。
これはブログ(Youtubeなど他の媒体も同じく)をやっている方なら共感してもらえると思いますが、見えている部分というのは実際のほんのごく一部なんですね。
普段のベルリン生活も然り。
記事にしようと思っても、内容が中途半端で書けないなんてことも多々あります。
ただ、せっかくコペンハーゲンにまで行ってたくさん歩き回り写真を撮ってきたのにそれをそのままにしておくというのは勿体無い。
なので番外編として散策した様子をここにゆるーく書こうかなと思います。
コーヒーに関して一つ、記事として消化できなかったものがあるのでまずはそれを。
今回の旅で「La Cabra」というロースタリーの豆を使う「Democratic Coffee Bar」というコーヒーショップを訪れました。
La Cabraはデンマークでコペンハーゲンに次いで大きい都市Aarhus(オーフス)拠点のコーヒーショップなんですが、面白いことに焙煎所はコペンハーゲンにあるんですね。
確かな情報は出てこないものの「もしかしたら豆を買うこともできるかもしれない」と思い、グーグルマップを頼りに行ってみることに。
やってきたのはFlintholm(フリントホルム駅)。
エリアでいうとFrederiksberg(フレゼレクスベア地区)になるのかな。
かなり大きい駅。
駅から歩いて数分。こちらがそのLa Cabraのロースタリー。
しかしはるばるやってきたはいいものの、豆を購入できる雰囲気はありません。
中で働いているスタッフに直接確認してみたんですが、この施設ではそういったオペレーションは行なっていないとのことで結局買えませんでした。
まぁ仕方ないですね。残念。
とりあえずこの次は中心部の方に行ってみることに。
コペンハーゲンに着いて早々いきなり中心地をすっ飛ばしてコーヒーめぐりしていた我々。(ロースタリーがあるCoffee Collectiveの店舗もLa Cabraのロースタリーも中心部から少し離れたところにある)
「コペンハーゲンは落ち着いているなー」なんて思っていましたが、実際中心の方に来てみると都会感が増します。
ここはコペンハーゲン中央駅。
以前にも書いたけどウォルトディズニーがディズニーランドを作る際に参考にしたという「チボリ公園」があるのもこの近く。
そういえばすっかり書くのを忘れていたんですが、コペンハーゲンに来て衝撃を受けたことが一つ。
それは誰もマスクをしていないということ。
街中はもちろんのこと、地下鉄等の公共交通機関やレストラン、ショッピングモールなどの施設内でも誰もしていません。
日本の状況はあまり詳しく知らないんですが、ドイツと比べるともう真逆。
ドイツはFFP2一択というマスク縛りまであるのでかなり厳しいです。
ここでは誰もマスクしていないので自分たちだけマスクするとむしろ浮いてしまうレベル。
お店に入る時もそのまま入れるし当然ワクチン接種のQRコードを見せたりすることもありません。
誰もマスクしていない世界。
コロナなんてなかったかのような、そんな何の縛りもない空間を久しぶりに体感し、突然異世界に来たような終始不思議な気分でした。
こちらはTivoli Food Hall(チボリ・フードホール)。
中は撮ってないんですが、人気のフードホールでたくさんのお店が入っています。
ご存知の方も多いかもしれませんが、LEGOってデンマーク生まれのおもちゃなんですね。
創設者オーレ・キアク・クリスチャンセンの “子どもたちの自発的な学びは遊びから生まれる” という考えのもと、 デンマーク語の「leg godt(play well)」から「LEGO」と名づけられたそう。
ここはCopenhagen City Hall(コペンハーゲン市庁舎)。
チボリを見つめるアンデルセンの銅像。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンはデンマーク出身の世界的な童話作家。
『人魚姫』、『みにくいアヒルの子』や『マッチ売りの少女』などは皆さんご存知ですよね。
Flying Tiger Copenhagen(フライングタイガーコペンハーゲン)はその名の通りデンマーク・コペンハーゲン生まれ。
日本にも店舗があるので日本人にも馴染みのあるブランドだと思います。
ここは「Gråbrødretorv」といってコペンハーゲン中心部にあるちょっとした広場。
カラフルな建物が立ち並ぶこの一角はコペンハーゲンらしい町並みを体感することができます。
ここは「The Round Tower(ラウンドタワー)」。
17世紀に天文台として建てられました。
登るとコペンハーゲンの街中を見渡せます。
そしてこちらはGuinness World Records Museum(ギネス世界記録博物館)。
博物館の前にあるのは実在した世界一背の高い人、ロバート・ワドロー氏の像。
アメリカ、イリノイ州マディソン郡で生まれた彼の身長はなんと272cmだったそう。
カラフルな建物が並んでいるこちらはニューハウン。
コペンハーゲンといえば、この場所を思い浮かべる方も多いのではないかなと。
たくさんのお店が軒を連ねています。
船がとにかくかっこよかった。
ここはデンマーク王立図書館の庭園。
そしてこちらはブラックダイヤモンドとも言われるデンマーク王立図書館の館内。
その外観やガラス張りの近代的なデザインで作られた内部はすっかり撮り忘れてしまいました。
帰国前お腹が空いたので、偶然見つけたケバブを食べることに。
ベルリン生活ですっかり本格的なケバブに食べ慣れてしまった自分ですが、コペンハーゲンのケバブも非常に美味しかった。
というわけでたった一日だけでしたが、コペンハーゲン最高に楽しかった。
街自体は大きくないので日帰りでもけっこうまわれるんじゃないかなと思います。
今回の旅でご紹介したコーヒーショップや食べ物、観光名所が少しでも皆様のご参考になれば幸いです。
コペンハーゲンつながりで。最後に紹介するのはデンマーク・コペンハーゲン出身のバンド、Mew(ミュー)の曲『The Zookeeper’s Boy』。
高校生の頃めちゃ聴いてました。懐かしい。