今回はラーメンを食べにクロイツベルクへとやってきました。
最寄駅でいうとUバンのKottbusser Tor(コットブッサー・トーア)、もしくはGörlitzer Bahnhof(ゲルリッツァー・バンホフ)でしょうか。
この周辺は以前にも何度か訪れています。
目的地であるラーメン屋はおじさんの指差す方向、、ではなくこの入り口をまっすぐ進んだところ。
しかし、その前にひとつ。
偶然出くわした日本酒専門店「Sake 36」。
このお店ずっと前から気になってきたんです。
というのも、以前知人がここを訪れたことがあって話には聞いていたんですね。
Sake 36のオーナーはイギリス・オックスフォード出身、世界的DJでもある “ミニマル・テクノの帝王” Richie Hawtin(リッチー・ホウティン)。
日本酒愛好家としても知られる彼は日本酒ソムリエでもあり、自身のセレクトブランド「ENTER.Sake」を立ち上げています。
日本酒専門店であるこちらのSake 36がオープンしたのはつい二年前の話なんですが、まさかこんな場所にあるとは。
ここを語り出すとだいぶ話が脱線してしまうのでまた別の機会に。
またいつか訪れてみようと思います。
こちらが今回ご紹介するラーメン屋。「Buya Ramen Factory」。
テラス席は撮り忘れましたが、かなり広かったです。
店内も広々としています。そしてなによりおしゃれ。
ここでもまた、驚きポイントが。
写真には収めていないんですが、トイレへと席を立った時のこと。
ドアの前まで行ってふと、気になったことがあったんですね。
それはドアに描かれた「%」のマーク。
みなさん、「%」を見たら何を思い浮かべますか。
そうです。コーヒー好きなら「Arabica Coffee(アラビカコーヒー)」を連想しますよね。
「なんでトイレのドアにアラビカのロゴに似たものが印されているんだろうか」なんて思ったんですが。
実はここ、以前にアラビカコーヒーの店舗があった場所なんです。
アラビカコーヒーがあったのは確か2019年か2020年まで。
ちょうど自分がこっちにやってくる前に閉店してしまったんですね。
アラビカコーヒーに関しても「どこに店舗があったんだろうか」と気になっていて。
まさか偶然行くことに決めたBuya Ramenがその場所だったなんて。びっくり。(しかも、それをトイレのドアに印された「%」だけで気づいてしまうコーヒーオタクの自分)
雪男、と見せかけてtap water。
メニューはこんな感じ。
居酒屋にあるようなフードもあるみたい。
ラーメンだけでも何種類かありました。
どれも美味しそう。
今回選んだのはタンタン麺。
盛りだくさんのごまが効いてて程よくピリ辛、濃厚な味わいの肉味噌と相まって美味。
そしてもう一つが豚骨ラーメン。
癖は少なく、あっさりとしていて美味しかったです。
ちなみに、ラーメン激戦区とも言われるベルリンでいくつかラーメン屋を巡ってきて感じたことが一つありまして。
総じて言えるのがトッピングのクオリティ。なかでも味玉とチャーシューが驚くほど美味しいんですね。
スープ、特に豚骨に関しては海外で受け入れられるためにいろいろあると思いますが、チャーシューと味玉に関してはどこを訪れてもとろとろのふわふわ。
チャーシューは非常にジューシーでこだわりを感じます。
というわけで、このBuya Ramenのラーメンも大満足の一品でした。
今回は食べられなかったけど、メニューにあったゆず塩ラーメンも気になるところ。
ヴィーガン系のメニュー、ラーメンもあるので一度足を運んでみてはいかがでしょうか。