今回はベルリンでベトナム系の美味しいコーヒーが飲めるというコーヒーショップに行ってきました。

やってきたのはRosenthaler Platz(ローゼンターラープラッツ駅)。
ミッテなのでこの辺りにはたくさんのコーヒーショップがあります。

そしてこちらが今回の目的地であるコーヒーショップ「MEIER’S」。

ベトナムのコーヒーというと、コンデンスミルクの入った甘いコーヒーを思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも近年ではベトナムもスペシャルティコーヒーの文化が盛んで、ロースタリーやコーヒーショップがたくさんあるようです。

使っている豆はLa Viet Coffee(ラヴィエットコーヒー)。
ベトナム中南部に位置する都市ダラット発のロースタリーで、コーヒーショップはダラット、ホーチミン、ハノイに計10店舗構えています。

このラヴィエットコーヒーというのが面白くて。
コーヒー豆の生産から提供まですべて自社で行なっているんですね。
焙煎から抽出までのお店は多々ありますが、コーヒー栽培まで行っているのは珍しいです。というかスペシャルティコーヒー界隈でそんなところあるんだろうか。
すべてやるとなると、そもそも自国でコーヒーの木を育てられる環境でなければなりません。
コーヒー生産量第二位でもあるベトナムならではといえるでしょう。

もちろん、ドリッパーはV60の他、cà phê phin(カフェフィン)もあります。
たまらないですね。

オーナーはベトナム出身。
ヨーロッパでこんな素敵なお店に出会えるというのもベルリンという多国籍な土地柄でしょうか。

豆についての詳しい詳細はわかりませんが、アラビカ種のよう。

いろいろ悩んだ結果、とりあえずエスプレッソを試してみることに。

豆の状態を見ていないのでなんとも言えないですが、おそらく深煎りの豆だと思います。
ダークチョコレートやアーモンド、トースト感。ロースト深めの味わいがしつつも、すっきりとしていて飲みやすい。
非常に美味しいエスプレッソでした。
次回来た際はフィンコーヒーを飲もうと思います。