イギリスやドイツはスペシャルティコーヒーの文化が盛んであり、街中には様々なコーヒーショップがあります。
他の方のブログでコーヒーショップを訪れた際に書いた記事を覗いてみるとなかなか面白くて。特別コーヒー好きでもない人からするといくつか驚きポイントがあったりします。
まずよくあるのがコーヒーショップで日本語を見つけてびっくりするということ。
コーヒー飲む方からしたらなんてことない話なんですが、コーヒー器具、特にドリッパーって日本製のものが多いんですね。
HARIO(ハリオ)のV60やKalita(カリタ)のKalita Wave(カリタウェーブ)はまさしくその代表例で、海外のたくさんのコーヒーショップで使われています。
ハリオの商品は海外でも日本語表記のパッケージで売られているので、あまりコーヒーに詳しくない日本の方がカフェに入ってそのドリッパーを見たら驚きますよね。
他にもOrigami Dripper(オリガミドリッパー)なんてものもあったり。
もうひとつよくあるのが、トイレがないということ。
これはコーヒーショップというよりヨーロッパあるあるかもしれないですけど、トイレがない店もあればラップトップフリー、PC禁止の店なんかもあったり。
ロンドンやベルリンでトイレついでにカフェを利用するならまずオーダーする前にトイレが使えるかどうか聞いた方がいいです。ないことも全然あるので。
そんなところですかね。
さて、ここでようやく本題なんですがみなさんKombuchaってご存知ですか?
欧州ではKombuchaは非常に人気で様々な場所で見かけると思います。
日本の方からすると、初めてこのKombuchaを目にした時に「なんでこんなところに昆布茶があるんだろうか」と思うことでしょう。
でも昆布茶とKombuchaは全くの別物なんですね。
Kombuchaというのは日本語でいうところの”紅茶キノコ”。
なので発酵飲料です。
欧米ではクラフトビールのようにコンブチャの醸造所が造った高品質な製品がたくさんあり、しかもジンジャーやラズベリー、レモンなどといったフレーバーが豊富なのも特徴的です。
スーパーはもちろん、コーヒーショップでも販売されていたり。
ロンドンにあるコーヒーショップで見かけるものだと「MOMO Kombucha」とか。
ベルリンにあるコーヒーショップだと、圧倒的なのがベルリン発のコンブチャブルワリー「ROY Kombucha」。
ヴィーガン、グルテンフリー、そしてラクトースフリー(乳糖)という配慮はさすがヨーロッパという印象。
健康飲料として人気です。
ここでようやく当ブログらしいコーヒー関連の話になってくるんですが、この「ROY Kombucha」がコーヒーロースタリー「The Barn Coffee Roasters」と商品開発。
このコラボによって生まれたのがこちら。
コーヒーコンブチャです。
THE BARNのコールドブリューにROYのKombuchaを配合したもの。
味わいとしましては、コーヒー感はそこまでなくてコンブチャ要素が強かったです。
ジュース感覚であっという間に完飲。
美味しかった。
コーヒー苦手な方なんかはコーヒーショップでKombuchaを飲むというのも一つの選択肢として全然ありだと思います。
機会があったら試してみてください。