Audibleの朗読で19世紀末英国ロンドンの世界へ【英語でシャーロックホームズ】

コーヒー系Youtubeにみる世界と日本のトレンドやコーヒーシーンの違い

Youtubeって様々なジャンルのコンテンツがあって面白いですよね。

コーヒーも然り。

ところで、コーヒーにまつわる動画に関しては自分は海外のものを視聴することが多いんですが、じゃあ日本のものは全く見ないのかというとそんなことはありません。

なかにはコーヒー業界の第一線で活躍する人たちのYoutube、またコーヒー系Youtuberは見るけれど、英語で話している動画は見ないなんていう方も多いと思います。

なので今回は海外と日本のコンテンツを紹介しようかなと。

しかし、ただ紹介するだけでは面白くないのでそこから垣間見える両者の違い、海外と日本でのコーヒーシーンの違いについても触れていこうと思います。

おすすめのコーヒー系Youtube / 海外

正直紹介したいのは山ほどあるんですが、動画をたくさん貼るのもあれなので今回は厳選して三つ紹介します。

James Hoffman(ジェームス・ホフマン)

まず、避けて通れないのはジェームスホフマン氏ですね。

このブログでも何度も取り上げているので前から読まれている方にとってはくどいかもしれませんが、ご容赦ください。

英国ロンドンにある彼のSquare Mile Coffee Roasters(スクエアマイルコーヒーロースターズ)は有名です。

イギリスで有名なロースターといえばここ「Square Mile Coffee Roasters」でコンゴの豆を買う

Youtubeチャンネルの登録数も現在約70万人とコーヒー業界で革命を起こしています。

ロンドン滞在時代にはスクエアマイルのロースタリーを訪れたり。

また、Prufrock Coffeeに行った際には運良くホフマン氏に遭遇しました。

ロンドンでコーヒーといえばここ「Prufrock Coffee」

あとは彼主催のコーヒーテイスティングに参加したりなど。

スクエアマイルコーヒーの「The World’s Largest Coffee Tasting」に参加してみた【世界最大規模のカッピングイベント】

Youtubeチャンネルの動画一覧を見ていると、結構マニアックな内容も多いんですが、上記のような淹れ方の紹介やエスプレッソの解説など一般的な内容のものもたくさんあります。

「英語」に関していいますと、アメリカンアクセントに慣れている方はもしかしたら難しいと感じるかも。

あと単純に彼が少し早口なので(ライブ配信ではいつも視聴者からもう少しゆっくり話すよう指摘されてる)そういった点で聞き取りづらい場面もあるかもしれません。

ただ英語圏のみでなく世界中から視聴されているので、最近の動画では普通のテンポでわかりやすく話している気がします。

ちなみにですが、このClever Dripper(クレバードリッパー)は当ブログでも紹介しています。

淹れ方の種類とその抽出方法【透過法と浸漬法 / 一杯の珈琲ができるまで #6】

従来のようにカップやサーバーを下に置かず、そのまま淹れられて簡単に美味しいコーヒーができるのでおすすめ。

実際に淹れてみると感動します。

European Coffee Trip(ヨーロピアンコーヒートリップ)

続きまして、「European Coffee Trip」。こちらも非常におすすめのチャンネル。

チェコ在住二人組のYoutuberがヨーロッパのコーヒーシーンを中心に紹介しています。

イスタンブールやバルセロナ、プラハ、ブダペスト、ダブリン、エディンバラ、パリなど様々な都市のコーヒーショップが見れます。

また、彼らの英語は比較的聞き取りやすいのではないかと思います。

ホフマン氏のようにかなりマニアックな動画も多いので、好きな人は楽しめるかも。

彼らの活動はYoutubeだけにとどまらず「AEROPRESS MOVIE」というドキュメンタリー映画まで製作していたり。(エアロプレスの創業者Alan Adler(アラン・アドラー)氏も登場します)

興味のある方は是非。

Youtubeチャンネルでは上記で貼った動画のようなインタビューものも多いです。

これはTim Wendelboe(ティム・ウェンデルボー)氏、北欧コーヒー界の重鎮ですね。

日本ではホフマン氏よりウェンデルボー氏の方が知られていると思ったのでアイキャッチ画像に使わせていただきました。ちなみにウェンデルボー氏もYoutubeチャンネルを持っています。

彼については以前もこのブログで触れているのでそちらを。

元ロンドン在住者がThe Global Coffee Festival 2020(グローバルコーヒーフェスティバル)を簡潔に振り返る

The Right Roast(ライトロースト)

最後に「The Right Roast」。イギリスを拠点としたYoutubeチャンネル。

こちらも先ほどの同様にヨーロッパのコーヒーシーンを紹介したものが多いです。

以前には東京のコーヒーショップも訪れていて三つも動画があるのでよかったらチェックしてみて下さい。

あとホフマン氏ほどの規模ではありませんが、The Right Roastでもテイスティングイベントを行なったりしているようです。

上記に貼った動画はベルリンのコーヒーショップを紹介したもの。(せっかくドイツにいるので)

日本では「ドイツ」と「コーヒー」ってあまり結びつくイメージがないんじゃないでしょうか。

「バリスタ」でいうとデュッセルドルフのDritan Alsela(ドリタン・アルゼラ)氏や彼のカフェであるDritan Alsela Coffeeは有名だったり。

ロンドンほどではありませんが、ベルリンのコーヒーシーンも中々アツいです。

おすすめのコーヒー系Youtube / 日本

さて、では続いて日本にいきましょう。こちらも三つ紹介します。

川野優馬のコーヒーチャンネル

まず、個人的に紹介したいのが川野優馬氏のチャンネル。

LIGHT UP COFFEE(ライトアップコーヒー)の方ですね。

日本のスペシャルティコーヒーを牽引している方といったらまずこの人が浮かびます。

様々なコーヒー事業や「エスプレッソキューブ」なるものを作ったりなど、これまでになかった斬新なアイデアが非常に面白い。

この動画ではロンドンにあるWorkshop Coffee(ワークショップコーヒー)の話をされてます。

自分もイギリス滞在時代ここのコーヒーをよく飲んでいました。

「Workshop Coffee」でエチオピアの豆を買う【Sidamo, Hunkute】 「The Gentlemen Baristas」と「Workshop Coffee」でディカフの豆を買う 「Workshop Coffee」でケニアの豆を買う【SL28, SL34, Batian & Ruiru 11】

この動画の内容は「ヨーロッパで40日間コーヒーを飲み歩いた話」で詳しく書かれています。

コーヒー好きの方でヨーロッパを訪れる際は要チェック。行く行かない関係なく読み物としても面白いので是非。

ティム・ウェンデルボーのコーヒー豆も紹介していますね。

ちなみに、先ほどThe Right Roastで東京のコーヒーショップも紹介していると書きましたが、「The Right Roast: Episode 77 Tokyo Coffee Scene-Part 3」ではこのLIGHT UP COFFEEも出ていて川野さんの流暢な英語も聞けます。

COFFEE WORLD/カズマックスのコーヒーワールド

続いて、カズマックス氏のチャンネル。

コーヒーのYoutubeチャンネルとしては日本では一番有名なのではないでしょうか。

たくさんのコンテンツがありますが、その中でも個人的にアツいのがこの「カズマックスブレンド」を作るという動画。

協力してもらうのはOkaffe Kyotoの岡田章宏氏。「バリスタ界のエンターテイナー」として知られています。

またもう一人、焙煎士の山本順平氏はワーホリでドイツを訪れ、バリスタとして就労ビザをゲットしたという強者。

といった感じで、こんな豪華なメンツでブレンドを作る上での考え方やそのプロセスが見れるという。贅沢すぎませんか。

WAKO COFFEE

最後に「WAKO COFFEE」さん。

関西は大阪にて焙煎、販売されているコーヒー屋の方のYoutubeなんですが、今回の記事のタイトルにもある「世界と日本のコーヒーシーンの違い」というのはまさにこれでして。

動画の内容としては「コモディティコーヒー」について話されています。

大家からコーヒー豆をもらった話【コモディティコーヒーとは】

非常にざっくりと説明しますと、コーヒーは大きく「スペシャルティコーヒー」と、そうでない「コモディティコーヒー」に分けられます。(動画ではもう少し細かく紹介されています)

一口にコモディティコーヒーといってもその指す範囲が広いため全ての豆の品質が低いというわけではなく、なかにはスペシャルティと引けを取らないグレードの豆やスペシャルティよりも高い価格で取引される豆も多く存在するわけです。

そして欧米圏ではスペシャルティコーヒーが盛んであり日本もそうなんですが、一方のコモディティコーヒーも日本では根強いということなんですね。

去年の12月にこの動画を視聴したんですが、これに出会うまでそのコモディティコーヒーのポテンシャルの高さというのは正直あまり認知していませんでした。

でもよくよく考えてみたらそうですよね。

先ほど紹介したカズマックス氏のように日本人は傾向として浅煎りのさっぱりとしていてフルーティなものよりも、濃く深みのあるコーヒーを好む方が多いのかなと。

もちろん川野氏のようにそういったコーヒーが苦手で浅煎りを好む、もしくは自分のようにどちらも好き、などいろんな方がいるんですが。

確かに日本でもスペシャルティコーヒーを扱うコーヒーショップは多いです。

Kurasu Kyoto」さんのチャンネルなどは参考になるかも。

しかし、とはいってもやはり日本におけるコモディティコーヒーというのは根強い人気を誇っているんですよね。

スペシャルティコーヒーの多くの豆が「浅煎り」というのは焙煎しすぎてしまうと良い酸味や風味がなくなってしまうからです。

その特性を生かすために浅煎りに仕上げるわけですが、日本ではスペシャルティの豆でも深煎りにする店もあります。これは海外ではあまりないですかね。

日本の場合、「喫茶店」として古くからコモディティコーヒーが親しまれているのでそういった要因も大きいのかも。

それでいうとイタリアでもスペシャルティコーヒーを扱うコーヒーショップは増えつつありますが、やはり伝統的なイタリアンスタイルのエスプレッソ文化は未だ根強いです。

もちろん海外、例えばイギリスやドイツでも浅煎りのコーヒーに難色を示す方はいますし、古くからある老舗のカフェというのもあります。

ヨーロッパの老舗カフェとそこに通った著名人【珈琲のはなし】

でも日本の喫茶店のように多くの店が豆や淹れ方などに強いこだわりを持っているわけではないと思います。

コモディティコーヒーが支持されているというわけではないし、またそれをコンテンツとして発信している方もほぼいません。

このようにスペシャルティコーヒーとコモディティコーヒーがコーヒーショップと喫茶店として全国各地に共存しているのは日本特有と言えるかもしれません。

最後に

自分も日本ではスペシャルティコーヒーを扱う店にもよく行きましたが、それと同じくらい喫茶店にも行っていました。

日本に帰ってコーヒーを飲むとしたらまず行きたくなるのは喫茶店の方かも。

普段はスペシャルティコーヒーしか飲まないという方も多いかと思いますが、たまにはコモディティコーヒーを飲んでみると面白い発見があるかもしれません。

というわけで、いろいろと動画を紹介したんですが、おすすめの動画はまだまだたくさんあります。

また、いずれまとめて紹介できればなと思います。

今回紹介するのはカナダはケベック州モントリオール出身のインディーポップバンド、Men I Trust(メン・アイ・トラスト)の曲『Lucky Sue』。

世界観がたまらない。