Audibleの朗読で19世紀末英国ロンドンの世界へ【英語でシャーロックホームズ】

デヴィッドボウイのアルバム『ヒーローズ』にて曲名にもなっている「ノイケルン」を訪れる【治安の悪いエリア?】

デヴィッド・ボウイについての記事はこれまでにもいくつか書いてきました。

大都市ロンドンの魅力を詩で表現する【デヴィッドボウイなど著名人たちの言葉がまとめられたスポット】 サウスロンドンにある街「ブリクストン」をまわる【Assembly Coffee x Volcano Coffee Works / デヴィッドボウイが生まれた地】 デヴィッド・ボウイがベルリンにいた頃に住んでいたアパートメントを訪れる【シェーネベルク地区 / イギー・ポップとの共同生活】 デヴィッド・ボウイの曲『Where Are We Now?』の歌詞に登場するロケーションを巡る【ポツダム広場 / KaDeWe / ベーゼブリュッケなど】

ところで、アルバム『”Heros”』のなかに『Neuköln』という曲があります。

これはNeukölln(ノイケルン)、ベルリンにある地区の名称です。(曲名のノイケルンではLが一つ足りない)

聞いてもらえればわかるように、異国情緒漂うインストゥルメンタルの曲となっているんですが。

このノイケルン地区は移民の住む街としても知られています。

以前ドイツには移民の方も多く住んでいるという話をしました。

ドイツに住み始めてから気づいたベルリンに根付くトルコのコーヒー文化【イブリックコーヒーとは】

こちらで紹介した、日本人の方もよくレビューしている超人気ケバブ店もこのノイケルンにあります。

また、コーヒー好きとしてはIsla coffee Berlin(イスラ・コーヒー・ベルリン)があったり、そこから少し歩いてクロイツベルクの方に行けばPopulus Coffee(ポピュラス・コーヒー)やNano Kaffee(ナノ・コーヒー)もあったりとかなりアツいエリアです。

しかし、その一方でこのノイケルン地区は治安が悪いともいわれています。

先日たまたまこんな映画を観ました。

『Familiye』という映画。

この映画は移民としてドイツにやってきてその地に根付いた第二世代、第三世代の生活を描いたもの。

その移民としてやってきた人たちのことをドイツではGastarbeiter(ガストアルバイター)といい、これは「外国人労働者」を意味します。

何の前提知識もなくこの映画を観たらおそらく多くの方々はこの映画の舞台が「ベルリン」であることに気づかないかもしれません。

レビューのなかには “Do not rate this movie, if you are not German.” なんていう声もありまして。

確かに元々は移民として、この地に代々住んできた人たちにしかわからないことというのはたくさんあるんだろうなとあらためて感じました。事情やその苦労を知らないよそ者がつべこべ言うな、と。

またこの映画ではドイツ語がわからないと理解できないニュアンスみたいなものも含まれているそう。おそらくその口調とか話し方を指しているのかな。(自分のドイツ語は映画を観て理解できるレベルにまでは達していないので英語字幕で観ましたが)

映画をより深く理解し楽しむためにはこの「現地の文化や言葉を理解する」というのは非常に重要なんですよね。

例えでいうならコーエン兄弟の映画『The Big Lebowski(ビッグ・リボウスキ)』。

“Dude” と呼ばれる男の話なんですが、このDudeという言葉のニュアンスを知らないとこの映画の面白さがあまり伝わらないんじゃないかなと思います。(実際日本人のレビューでは「よくわからなかった」という意見も)

これ、文章で書いて説明するのが非常に難しいのであれなんですが、もうまさにこの男がDudeという感じなんですよ。笑

話を戻しまして。

映画『Familiye』がベルリンのどの辺りを舞台としているのかについては調べても情報が出てこないのでよくわからないんですが、おそらくイーストの方なのではないかなと。

これからもっとドイツ語やドイツ文化を理解して、より映画などを楽しめるようになりたいです。

といったところで、前置きが長くなりましたがノイケルンを散策してきたので簡単に紹介します。

一口にノイケルンといっても広いので全ては網羅できませんが、雰囲気だけでも感じてもらえたらと思います。

今回は上の方から南下しました。

こちらが先ほど紹介したイスラ・コーヒー・ベルリン。おすすめ。

落書きが目につくなと思われるかもしれませんが、ベルリンはどこもこんな感じなのでお気になさらず。

ちなみに今回初めて訪れたというわけではなく、何度か訪れています。

これは以前来た時に撮ったもの。

ところで、ここで気になるのがその治安。結局のところどうなんだと。

一応何度か訪れ、一通りまわってみて感じたのは「あまり他の地区と変わらないかな」と感じました。

海外についての治安がどうかという話は以前にも記事にまとめたことがあるんですが。

本当は汚いし危ない?実際にパリに行って感じたこと

日本と比べたらもちろん危ないエリアも多いですが、そんなこと言ってたらヨーロッパでどこにも住めないですもんね。

ただ、これも以前述べているようにまだまだ滞在歴が浅いので、ちょっと何度か歩いたくらいで「危なくないですよ」と言うつもりは全くありません。

でも「ノイケルンは危ない」=「ノイケルン地区すべてが危ない」ではないのかなと。

ロンドンではどちらかというと血気盛んなエリアに住んでいたので普通に路上で人が馬乗りになって殴っているのとかを見かけました。住んでいるフラットの窓から外を覗いたら野郎同士が殴り合いしてたり。(そんな喧騒に包まれたエリアだったけど英語が通じるロンドンが恋しい)

いずれにせよ個人的な印象としてはロンドン、ベルリンどちらにおいても安全なエリアが多い気がします。

ただ、そんなベルリンでも一度だけ「あ、この辺りはちょっと空気感が違いな」と思った場所があります。

それがGörlitzer Park(ゲルリッツァーパーク)という公園。

Five Elephant(ファイブ・エレファント)というコーヒーショップがありまして、ここのコーヒーを飲みに行ったときのこと。

ファイブ・エレファントはMitte(ミッテ)とKreuzberg(クロイツベルク)に店舗があります。

後者のクロイツベルクに訪れた際にこのゲルリッツァー公園を横切ったんですが。(先ほども述べたこのクロイツベルク。ノイケルンと隣接しているので非常に近いです)

公園内で怪しい雰囲気丸出しでがっつりやりとりしてましたね。

「真昼間にこんなあからさまにドラッグのやりとりしてて大丈夫なの?」とこっちが心配になるくらい。ある意味面白い光景でした。(そのすぐ横で家族が普通にフリスビーで遊んでたり)

ロンドンだとバスや電車でもハイになっててやばいやつとかいたけど、こっちだと見たことないかも。まぁまだ来て日が浅いのでわからないですが。

というわけでいろいろと脱線してしまいましたが、ノイケルンをまわってみました。

とりあえず「危ない」とさせるエリアでは人通りの少ない場所は避けるべきだと思います。