現在31日の夜、もうすぐ今年も終わり。
なんだかんだで海外で年越しするのも三回目。そろそろ日本に一時帰国したいと思う今日この頃です。
日本のこの時期というのは宗教が入り乱れますよね。
クリスマス(キリスト教)を祝い、年末には除夜の鐘で煩悩を払って(仏教)、年が明けたら初詣でお願い事をする(神道)、煩悩払ったばかりなのに。
ところで、現在ドイツのうちの近所では花火の爆音が鳴り響いております。
花火といっても線香花火みたいなかわいいものではなく、打ち上げるやつ。
各家庭が行う恒例行事なのだろうか。いろんなところで爆音が鳴ってます。まぁ年越しといっても、こっちだとそれくらいしかすることないですからね。
時差があるのでもう日本だと年が明けていますが、せっかくなのでこのタイミングで改めて簡単に今年一年を振り返ろうかなと思います。
2020年は自分と向き合った一年
一言でまとめると、今年は「自分と向き合った一年」だったのかなと。
言い換えれば、「自分の人生を見つめ直す一年」とも言えるかもしれません。
これは今年の初めに書いた記事。
この頃はまだバリバリに働いてました。せっかくロンドンにいるのに休みの日は疲れ切ってほとんど家の中で過ごしたり。
遊びに出かけることもあまりなく、ただただ働きお金だけが溜まっていく日々。
渡英して数ヶ月は家賃払うのも精一杯な時もありましたが、この頃にはなんだかんだで渡英前に準備してきたお金を取り戻していました。(なんならそれより増えてた)
そこそこ貯蓄はあったので、「これならドイツに行ってもしばらくは余裕で暮らせるだろうな」と思ってた。
「ブログ」でいうと、このあたりで「はてなブログ」から「ワードプレス」へと移行したり。
と、ここでコロナが来ます。
2020年を語るうえで、もはや「コロナ」というワードは避けられないですね。
この記事を書いた時点ではイギリスでまだ感染者が出ていない状況で、日本の心配をしていました。
この頃はYoutubeで一時間おきにコロナに関するニュースが出ていたので、もうずっとパソコンに釘付け。
そしてついに、イギリスにもコロナがやってきてロックダウン。
この頃は本当に外に出るのがこわかった。
どこのスーパーも入場規制をしていて長蛇の列、マスクやトイレットペーパー、ハンドソープ、サニタイザーなどは全く手に入らない状況。
3月、4月あたりは本当に神経をすり減らしましたね。
そこから月日が経ち、この頃にはこういった生活にももう慣れてきました。
仕事は一切していないのに、お金は毎月支払われるという環境。(英国政府に感謝)
といっても収入よりも支出の方が多かったので、お金は毎月少しずつ減っていきましたが。
とにかくすることがなかったのでほぼ放置状態であったブログを再開、毎日のようにブログを書いていました。
このあたりで「100記事」も達成。
あとはギタレレでビートルズを弾いたり。
シャーロック・ホームズを全巻読破してみたり。
正直長いので気軽におすすめはできないんですが、時間に余裕のある方は是非。
特にロンドンに住んでいる(住んでいた)、もしくはこれから行くよって方にはおすすめ。馴染みのある場所がたくさん出てきます。
ロンドンの街歩きがまた違った視点でより楽しめるようになると思います。
6月か7月あたりから仕事は再開するも、お金に余裕のあった状態にまでは戻ることなくドイツへと旅立ちます。
これに関してはとにかくいろいろありました。
そんなこんなで現在に至るわけですが。
冷静に考えてみると、一年のうち半分しか働いていません。
働いていた期間の休日なんかも換算したら半年以上休んでいたことになります。
まさかこんなにニートすることになるとは。
学生時代には夏休みやら春休みがありますが、とはいっても結局部活やサークル、バイトがあったりするわけで。
こんな長期の休みは人生初。
改めて人生についていろいろと考えさせられました。
特に3月から6月にかけての完全引きこもり生活の時ですかね。
その時にはこんな記事を書いていたり。
コロナによって生活は一変しました。
したんですが、それによって得た教訓もあったのではないかなと。
もしコロナがなく、現状の生活に何の疑問も抱かずに毎日普通に働いていたら今の自分はいません。
海外で自分と同じような境遇にあった人はおそらく共感してもらえるんじゃないかなと思います。
「自分のやりたいこと、やりたい仕事」を明確にするというのは重要です。
これで悩まれている方も多いかと思いますが、これに関しては自分はもう日本にいる時から定まってます。
自分の場合問題はそこではなくて、それを今後「どう実現させていくか」というのが課題になってくるのかなと感じました。
この辺の細かい話に関してはまた来年にでも書こうと思います。
最後に
というわけで、今年一年を振り返ってみました。
来年、世の中はどうなっていくのでしょうか。
いろいろと不安もあると思いますが、皆様にとって良い一年となることを願います。
それでは、今年も残すところあと数時間ですが良いお年を。
今回紹介するのはイギリスのバンド、Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)の『In the Light』。トリップしちゃいます。